Friday, July 30, 2010

偉い人のお話① カスティグリオーネ伯爵夫人

小さい頃、無理矢理読まされた「偉い人のお話」という本。夜に蛍の光で勉強した中国の誰か(名前失念)、自分の涙でネズミを描いた雪舟、懐中時計を卵と間違えてお鍋で煮ちゃったニュートン等、子供心に「どこが偉いんじゃ」という気持ちでページをめくった覚えが。
歴史上の人物は、「偉い」より、「発狂」「自殺」「夭逝」「謎の死を遂げた」等のダークな人たちのお話の方がゾクゾクして夏にぴったり・・・という訳で勝手に私の好きな「恐くて偉い人のお話」。

カスティグリオーネ伯爵夫人は、今日のファッションモデル、スタイリスト、コスプレ等の先駆けだったお人。19世紀半ばのおフランスで、色んなコスプレをして生涯に渡って自分の写真を専属カメラマンに撮影させました。勿論自分でドレスを選んで、小道具、背景等も自分でセッティング。出来上がった写真のリタッチもしたらしい。

ナルシストを通り超えて、ちょっとパラノイア入ってます。昔一緒にバンドやってた連れもこういう人だったっけ・・・。

彼女のおみ足の写真は、当時のおフランスではポルノに値するとして物議を醸し出したらしい。今日は特別にモザイクなしでご覧ください。


美貌の衰えた晩年は、部屋中を真っ黒に塗らせてカーテンを閉め切って、鏡も全てぶち壊して、夜にしか外出しなかったとか。そんなストイックな伯爵夫人の最期は、発狂して死亡。やっぱり天才と狂人は紙一重なのでした。


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