Saturday, August 4, 2012

ドイツより愛をこめて

珍客という言葉にうってつけのお客さまが我が家にいらっしゃいました。見知らぬドイツ人家族がいきなりこのドでかいキャンピングカーで現れたのであります。道に迷ったのかな?それとも電話を借りたいのかな?と思って話を聞けば、「あなたのお庭広いから、このキャンピングカーを3日間停めさせてくれないか?」とインド人もびっくりのリクエスト。ドイツ人は単刀直入であることで有名だけど、これにはいくらなんでも面食らいました。

えーっと。
うちの入口に「私有地。通り抜け禁止。」という看板が出てるの見たよね?見たけどシカト系?とか思ってると「場所以外は何も必要ないし、迷惑かけないから。」と続けるドイツ人パパ。・・・そういえば大昔、旅先で出会ったドイツ人男性に「I'm attractive, you are attractive, why don't we have sex?」と、NHKドイツ語ラジオ講座の先生のようなトーンで口説かれた事があったよな~、などと思い出している間に、人の良い我が家の主は「It is my pleasure! It's an Olympic year after all.」とか言って、あっさり交渉成立。
 という訳でうちの庭には現在、カモとキジの家族と混じってドイツ人家族が住んでおります。

グーテンターク。
しかしこんなにしゃあしゃあと物事頼まれると、ある種の感動を覚えます。非常に羨ましくなります。イギリス人の友人にこの一件について話した所、「Gosh! I wish I was that forward.(んまぁ!私もそれくらい押しが強かったら、って思うわ!)」と言っておりました。

日本では「人に迷惑かけちゃだめよ」とよく言われます。これって「出る杭は打たれる」と同じでちょっと息苦しくなる言葉。ある意味「人生70%位で生きましょう」と言われてるみたい。礼儀正しくて人に気を配れる所が日本人のいい所でもあるとは思うんだけど、そのせいでストレスが溜まったりウツになったりする人も多いのではないでしょうか。
人生一回だけだから、ちょっと位は(このドイツ人一家の様に)図々しくてもいいんじゃない?と思います。私は人生図々しく200%で生きてるので、自慢じゃないけど今まで色んな人に迷惑かけてきました。
Lou Reedも『Take a walk on the wild side』と歌ってるし、ちょっと図々しくワイルドに生きた方が断然得るものは大きいと思います。

先日ツイッターで読んだんだけど、インドでは「人に迷惑かけて生きているのだから、人のことも許してあげなさい」と教えるそう。これはいい言葉です。救われます。
で、ドイツでの教え・・・
もちろん「『私有地』サイン、キャンピングカーで入れば恐くない。」
これね。

4 comments:

  1. すごい人ですね…笑 でも確かに、迷惑かけていない人なんていないですからね。インドの言葉も素晴らしいです!
    五月さんはTwitterもされてるんですね。教えていただくことはできますか?そちらはブログのように公開していないでしょうか…?そうでしたら、大丈夫です。ブログ、楽しみにしております♥

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  2. らんさん、コメントありがとうございます。確かにビックリしましたが、とてもいい人たちで良かったです。私も図々しくキャンピングカーの中まで見せてもらっちゃいました(笑)。
    ツイッターはギャンブル五月で検索するとすぐに出て来ると思います。上の文章のツイッターの部分からもリンクできるようにしました。フォローしていただければ嬉しいです!

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  3. すごく良くわかる。
    日本好きだし日本人も好きだけど、時々息苦しい時ある。
    どうでもいい小さなルールにこだわり、「常識」という枠にはずれないように皆生きてる気がするよ。常識って一体何ですか?って聞きたくなる。
    もっと自由に楽しく生きればいいのにね〜

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  4. mikiさんお元気?私も日本人大好き、日本文化万歳!だけど日本人、もうちょっと『枠の外』な行動をしたら人生10倍たのしくなるのに!と思うときがあります。10月に会えるの楽しみにしてます〜。

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