Thursday, May 29, 2014

近所のお城に住む王子様。

みなさん、ただ今発買中のHanakoはロンドン特集です!

http://magazineworld.jp/hanako/hanako-1065/

42ページの『英国と紳士』の記事は、近所にある15世紀に建てられたラリングストン城に住む、エドワード3世の血を引く王子(と勝手に呼んでいる)トム・ハート・ダイク様のインタビュー。私もちょっとだけ取材協力をさせていただきました。38歳の本物のジェントルマン&文字通りの『独身貴族』のトム、実は驚愕の過去を持っている方なのです。

小さい頃からおばあさまの影響で植物を育てる事が大好きだった彼、23歳の時に南アメリカにしか生息しないという蘭を求めて探検に行きます。そこで何と現地の武装ゲリラに誘拐されて、約9ヶ月も拘束されてしまうのです。毎日ピストルを突きつけられて『ああ、今日こそ殺されてしまう。』と恐怖に震えながら過ごした日々・・・。

初めてこのトムの話を95歳になる義祖母に聞いた時は、「おばあちゃん、一体どのおとぎ話をしてるんだろう・・・まさかボケちゃった?!」と思ったほど、現実の話だとは思えなかった私。だって、お城に住む王子が谷間に咲く蘭を探しにいって悪い奴らに誘拐されて奇跡の生還!なんて話、子供の頃童話で読んだ気がしません?

とにかくこのおとぎ話を地で行くトム王子にはいつか会ってみたいと願っていたので、今回取材に同行できて光栄でした。下はお城&敷地内の写真。

後ろの絵の方々は皆、先祖様。



このお城にもやっぱり幽霊が出没するらしく(イギリスのお城はもれなく幽霊付き)、ラベンダーの香りを漂わせる女性の幽霊がもう200年も前から何度も目撃されているらしい!香り付きの幽霊って何だか説得力ありますね。トムのこのお城のすぐ近くには私のお気に入りのラベンダー畑があるんだけど、何か関係あるのかしら・・・とか思ったり。
広大な敷地には湖も。
12世紀に建てられたこの敷地内の教会でトムのお姉さんは結婚式を挙げたそう。






トムが住むのはあちらのゲート・ハウス。
トムの部屋の壁にはゲリラから解放された時の記事のスクラップが。
このトム王子、子供の様に無邪気&目が半端無くキラキラと澄んでいて、非常にチャーミングな男性。武装ゲリラに拘束されていた極限の状況下でさえ、『その親方がウィル・スミスに似てたから、ずっとウィルって呼んでたんだよ』とユーモア精神で乗り切っちゃったから凄い。その上、気を紛らわす為にジャングルの花や植物を使ってガーデニングまでしていたって言うんだから舌を巻きます。その間一体何を食べさせられていたかと聞けば、猿の手やらワニやらトカゲの入った『ごった煮』。『人肉は多分入ってなかったと思うよ』だって(!)。もっとトムの事知りたくなってきたでしょ?詳しい事は是非Hanakoの記事を読んで下さいませ。

このガーデニング王子の器の大きさと計り知れないポジティブ思考に、すっきりと心洗われて帰途に着いた私。想像してた通り、いやそれ以上に素敵な人で良かった!ただ、彼と結婚する人はだいぶ苦労するとみて間違いない(笑)。

トムの住むLullingstone Castleは一般公開されているので、訪れてみれば王子に会える可能性は大。ちなみに私の友人が早速行って来て『トム居なかったよ〜、残念!』と言っていたけれど、王子は作業着を来て庭師として一心不乱に草花の手入れをしているので、単に気づかなかっただけだと思う・・・。

Lullingstone Castle
http://www.lullingstonecastle.co.uk/

トム王子のウィキペディア:
http://en.wikipedia.org/wiki/Tom_Hart_Dyke

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