現在のロンドン郊外の家に越して来る前に住んでいたノッティング・ヒルのフラット。
ヒュー・グラントの映画『About a boy』のロケーションにも使われたこのフラット、実はお隣さんがあの
ビダル・サスーン氏でした。
勿論、サスーン氏ともなるとフラットなんていう次元ではなくて、隣の1階から4階までの全部が彼の持ち家で、いわゆるタウン・ハウス。

そのサスーン氏宅で盛大なパーティが開かれていたある晩、うちのドアをノックする音が。ドアを開けてみると、そこにはなんと俳優の
ジェレミー・アイアンズが立っていました。実話!

聞けば『サスーンのパーティに呼ばれてるんだけど、誰もドアに応えない。申し訳ないけど君のバルコニーから彼の家のバルコニーに渡って、窓から入って皆を驚かせたいんだけど、いいかな?』とのこと。さすがシェイクスピア俳優、バルコニーはお手の物。

どうぞどうぞと彼を通してバルコニーをまたいで行く彼の後ろ姿を見送ってから、『・・・What just happened??』と自問自答。本当に一瞬の出来事でした。

この後も、違うセレブリティがドアをノックしてくるかも!と期待に胸を膨らませたけれど、誰も来やしなかった・・・。

話を戻してこのフラット、窓の外は教会。夜になると教会の塔の尖った所がすごく怖くて、魔界の大王とかが住んでいそうな塔に見えたっけ。

ベッドルームは、『アマデウス』に出て来るような部屋にしたくて全部白で統一してました。

ちなみにお隣からサスーン氏は既に引っ越して、今では違う人が住んでいるそうです。